VOICE 先輩たちの声
VOICE 先輩の声

共立メンテナンスが管理運営している施設の工事を請け負う部署で勤続16年。中堅社員の立場から、ビルネットが請け負う工事の内容や難しさ、工夫している点、資格の取得などについて聞きました。

  • 工事
工事部
小磯 武文

最初は「ビルの管理」をする会社にはあまり興味がなかった

-入社の動機を教えてください

私は元々、商業店舗などの内装工事の現場監督をしておりまして、ビルネットには転職で入社しました。そのきっかけは、大学の後輩がビルネットで働いていて、その人に「うちに来ませんか?」と声をかけていただいたことです。

当初、ビルネットがやっている「ビルの管理」という仕事にはあまり興味がなかったんですが、一方で、違う環境で働いてみたいという思いから転職自体には興味がありました。それで、その後輩に話を聞いてみたところ「ビルネットには工事を担当している部署もある」ということだったので、転職を決めた次第です。

-現在の仕事を教えてください

工事部のチーフマネージャーとして仕事をしています。おもな担当業務としては、親会社の共立メンテナンスが管理している寮やマンションの改修工事です。ほかにも外部のお客様からご依頼いただく改修工事もやったりしています。

建物の賃貸借契約が更新になるタイミングで、共立メンテナンスやオーナーさんから改修工事の提案や要望が出てきます。それに対してビルネットとしてお見積りを提出し、実際に工事を行う、というのが業務の流れです。工事を実施するか否かは共立メンテナンスやオーナーさんの判断次第ですが、これをやった方がいいですと提案することで、建物の資産価値を守れますので、重要な仕事だと思っています。
工事の内容はさまざまで、内装の更新や老朽化した設備の更新、共用部にある機械の修繕、あるいはボイラーなどの大型の機械設備の更新といったものがあります。

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オーナーさんが喜ばれている様子を見ると工事をした身として嬉しさを感じる

-仕事の中で難しさを感じることは?

やはり、入居者さんが生活している部屋や建物で工事を行うことから、作業上の制限がいろいろとあるので、その点では難しさを感じます。

寮などの人が住む建物の工事で最も重要なことは、入居者さんの生活に支障が出ないことです。そのためには、例えば電気を止める必要がある場合にはなるべく具体的に何時から何時まで電気を止めるかを、管理人さんを通じてお知らせする必要があります。本当は、「今日一日止まる可能性があります」などとお知らせできれば、工事はやりやすいんです。時間を気にせず順次、作業を進めていけますから。でもそれだと、入居者さんは一日中、いつ電気が止まるか分からない中で過ごさなければいけません。なので、可能な範囲で具体的な時間等をお知らせする形にしています。

あとは、例えば30室ある寮の部屋すべてで行うような作業の場合にも、「〇日から〇日の間で作業します」というのではなく、「〇号室~〇号室は〇日の〇時に作業します」などと具体的にお知らせします。正直、具体的な工事の日時を決めてしまうと、作業の進捗がそれに合わないなどのリスクがあるのですが、入居者さんを第一優先に考えて努力しています。

ただ逆に、寮の場合は管理人さんがいらっしゃることのメリットもあるんです。というのも、通常のマンションの場合だと、居室内での作業には住人の同席が必要になることがほとんどです。その点、寮の場合は入居者さんが不在でも管理人さんが同席できればOK、というケースもあったりするので。その点では多少作業がやりやすいかなと思います。

-仕事の醍醐味について教えてください

比較的イメージしやすい醍醐味として、例えば内装の工事では見た目がガラッと変わるのでやりがいを感じます。テレビ番組であるビフォーとアフターみたいな感じですね。

それと、先ほどお話したとおり、寮の修繕等の工事は基本的にオーナーなどからの要望で実施するものです。例えば設備の不具合等で悩まれていたオーナーさんが、設備を直したり新しいものに替えたことで悩みが解消されて喜ばれている様子を見ると、こちらとしても嬉しさを感じます。

建物の修繕や改修って、設備を良くすることが目的ですから、工事によってお客様に喜んでいただけたという声を聞けると、頑張って工事した甲斐があったなと思えます。

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仕事では、自分なりの楽しさを見つけることが大事

-資格について教えてください

私は「一級建築施工管理技士」という資格を取得しています。ビルメンテナンスや工事を行う会社にとって、資格保持者というのは非常に重要な存在なんです。なぜかというと、一定規模以上の工事を行う際には、その現場を監理する資格者が専任でつくことが実施要件となるからです。それもあってビルネットでは、工事や設備などの各種資格の取得が奨励されています。

一級建築施工管理技士の取得に関して言うと、私自身が改修工事をおもにやってきた経験があるのに対して、試験ではおもに新築の工事に関する問題等が出るので、なかなか苦戦しました。勉強も、仕事をしながらの合間にちょっとずつ進めることしかできず。苦労してやっと取得できたんです。

ただ、資格を取れればその分の受験料は会社が負担してくれますし、資格を取ることで給料にも資格手当が付きます。ある意味で一番分かりやすい給料アップの手段なんです。なので私自身、若手の社員にも資格の取得をおすすめしているところです。

-どういった人と一緒に働いてみたいですか?

個人的には、知的好奇心を持っている人と一緒に働きたいです。たとえやりたいことではなくても、その中から自分なりの楽しさを見つけようとできる人。仕事に対して前向きに考えてくれる人が良いですね。

私自身、入社前は「管理会社には興味がない」と思いつつも、実際に入社してみると、工事も含めていろんな仕事がビルネットにはあることを知りました。工事以外の部署の社員と会話したりすることで、設備の維持管理、清掃、警備といった他の業務のことも知れて、だんだんと興味が湧いています。そういった多方面の仕事について知る機会があることも、ビルネットの特徴だと思います。

あとは、工事という職種の場合に限っていえば「とりあえずやってみます!」っていう姿勢を持っている人が合うんじゃないかなと、個人的には思います。

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