新卒でビルネットに入社し、常駐設備員として勤務。ビルネットの新卒社員が受ける研修や仮配属の仕組み、会社の雰囲気などに関することを聞きました。
- 設備
ビルネットは資格手当や研修制度がしっかりしている印象を受けた
-入社の動機を教えてください
ビルネットには専門学校を卒業して新卒で入社しました。専門学校にビルネットが会社説明会で来た際に、私の専門学校からも何人かのOBが入社していることを知りました。先輩がいるなら入社後も安心して働けるのではないかと思い、ビルネットの採用選考を受けました。
他の会社と比較してビルネットは資格手当や研修制度がしっかりしている印象を受けました。特に研修については、私自身ビルメンテナンスに関しての知識がまったく無かったので、研修で学べるというのは心強かったです。それもビルネットに入社したいと思った大きな決め手です。
-現在の仕事を教えてください
私は現在、教育施設の常駐設備員として勤務しています。一日の流れは、朝8~9時の時間で建物内の設備の検針等を行います。それが終わってからは設備の待機室で空調等の機器の管理をしながら、修繕の依頼が来たら都度対応します。午後からは、月例点検等の作業を行います。これが日勤のときの流れです。
夜勤のときは夜の20時と23時に浴槽設備等の点検を行うのと、地下にある設備の点検も行います。
ここの施設は研修棟と宿泊棟があります。修繕の依頼としては宿泊棟からが多く、寮生さんの部屋に関する不具合対応がメインです。例えば寮室の扉を開け閉めする際に生じる異音や、あるいは扉が閉まるスピードが早かったり、遅かったりすることへの対処、あとは窓や網戸がスムーズに動かないことへの対処などが、よくあるご依頼です。
-研修について教えてください
4月に入社してからの3か月は、ビルメンテナンスの基礎について座学での講義を受けたり、現場見学や清掃作業の体験をしたりしました。この3か月間で、ビルメンテナンスという仕事とビルネットという会社についてみっちり学ばせていただいた形ですね。
それが終わって7月からは仮配属で仕事が始まりました。仮配属は2年目が終わるまで続き、その後に本配属という流れになっているのですが、私の場合は最初の仮配属はオフィスビルの常駐現場だったのですが、途中で今の教育施設に移ってきました。そのまま本配属としてもここでの勤務となりました。
コミュニケーションが活発な「良い人間関係」が、ビルネットの持つ雰囲気
-仕事の面白さや醍醐味について教えてください
洋式トイレの詰まりを直してほしいという修繕依頼に対応したときに、かなり苦戦したけど無事解決できたことが印象に残っています。その時はかなり手ごわい状況で、先輩と便器を一度外して中身を確認するという作業をしたんですけど、ペンとかの大きめのものが詰まっていて「こんなものがトイレに詰まってたのか!」と驚いたのを覚えています。
こういった修繕作業の経験をすることで、自分の家で何かトラブルが起きた時に対応できるっていうのは、この仕事の醍醐味かなと思います。
-ビルネットの雰囲気について教えてください
私は2つの職場しか知らないので全社的なことは言えないのですが、私が今いるこの現場は、コミュニケーションが活発で仕事がしやすい人間関係があると思っています。
ここは比較的年齢層が高くて、私と年齢が一番近い方でも40代ですし、50代、60代の方もいらっしゃいます。それでも先輩方は仕事に関しても「この作業はこういった手順でやった方が良いよ」などと丁寧に教えてくださいますし、仕事以外でも気さくに話しかけてくれる先輩もいらっしゃいます。そういった「良い人間関係」が、ビルネットの持つ雰囲気なのかなと思います。
どんどん自分で出来ることを増やしていき、設備員としてレベルアップしていきたい
-ビルメンテナンスの仕事にはどういった人が向いていますか?
分からないことがあったら何でも聞く姿勢を持っている人が向いていると思います。分からないことを聞かずに、自分で何とかしようとしてしまうと、かなり苦労してしまいますから。何でもいいので何か分からないことがあるなら「これって何ですか?」「これってどういう風にすればいいんですか?」といった感じですぐに聞ける人が、ビルメンテナンスの仕事をするには向いていますね。
研修でいろいろな現場を回ったことで勉強できたことですが、たとえ同じ役割をする設備機器であっても、施設によって外観などが違うものなんです。ということは、その現場によってどのように作業をすれば良いのかも変わってきます。だからこそ、初めて作業をやる時とか、分からないことがあった時には「すぐに聞く」という姿勢が大事なのだと思っています。
あとは個人的には、仕事や資格とかの勉強を自主的にやるような積極的な姿勢を持ってくれていると、一緒に仕事をしていくにあたって共に切磋琢磨もできるので、とても良いなと思いますね。
私自身、入社からの5年間で「危険物取扱者乙種第4類」や「第4類消防設備士」といった資格を取得してきました。これらは、今の私の立場では必ずしも必要なものではありませんが、持っておけば他の現場に行ったときなどに役立つ資格だと思い、取得したんです。ビルネットはこういった資格取得も奨励していて、資格手当があったり社内で講習会等を開催したりもしていますから。積極的に挑戦しやすい環境が整っていると思います。
-仕事に関する今後の展望を教えてください
例えば「椅子が壊れてしまったので直してほしい」という依頼があった時に、今の私では自分一人では対応ができないのですが、先輩方は一人で行って直してくることができます。ほかにも、設備員みんなで修繕等の対応をするような時にも、先輩方は難しい作業を担当してくださっています。
そういった姿から勉強したり先輩から話を聞くなどして、私も今後はどんどん自分で出来ることを増やしていき、設備員としてレベルアップしていきたいと考えています。